保健看護学部長挨拶
共に人々の健康を支える保健看護職を目指そう
本学の保健看護学部は、1996年に開学した看護短期大学部を前身として、2004年に4年制大学として開設されました。設置の目的は「多様化、高度化する健康?福祉ニーズに応えることができる資質の高い保健看護専門職を育成し、この分野に関する県下の教育?研究?研修において、地域の中核機関として役割?機能を果たし、もって地域社会の健康?福祉の向上と人類の健康文化の進展に寄与すること」です。設置から20年が経ち、現在、多くの卒業生が保健看護職として活躍しています。活躍の場は、病院や訪問看護ステーション、都道府県や市町村、企業、福祉施設等、保健?医療?福祉のあらゆる場にいたります。養護教諭として学校で子どもたちの健康管理に努めている方もいます。
さらに保健看護の実践?研究を深めたい人には、助産学専攻科と保健看護学研究科博士前期?後期課程が用意されています。修了生は専門職として活躍し、地域の保健?医療?福祉の質向上に努めています。大学教員として教育?研究に携わっている方もいます。
保健看護職は人々の健康とウェルビーング(well-being)の促進を目指し、たゆまぬ努力をしています。そのためには、主体的に学ぶことが大切です。本学では、主体的に学べるように、初年次には自ら課題を発見し学修していけるように少人数で学べる教養セミナーを実施しています。また、学生の自主性を重視した学生自主カリキュラムという学修支援もあります。そして、より良い看護を行うには、相手を大切に思い、全人的に理解していく必要があります。ケアマインドを培い、幅広い教養と知識が身につけられる充実したカリキュラムを用意しています。さらに、国際的に活躍できるようにグローバルな視点も大切にし、国際交流活動のプログラムにも力を入れています。
共に人々の健康を支えるために保健看護学を学んでいきましょう。
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保健看護学部長 水田 真由美