大学院保健看護学研究科長挨拶
保健看護学の発展に向けて
和歌山県立医科大学大学院保健看護学研究科博士前期課程(修士課程)は、2008年4月に開設され、これまで多くの修了生を輩出してきました。保健看護学部の使命である「地域に根ざした保健看護学の考究」の推進者として、地域の人々の健康の保持増進、疾病?障害に伴う諸問題に対し、自律して質の高いケアを実施し、社会のニーズに柔軟かつ豊かに対処できる健康づくりにかかわる専門職業人を育成しています。
また、2013年には博士後期課程(博士課程)が開設され、地域における人々の健康に貢献すべく、健康に関する様々な分野で健康づくりに寄与できる教育?研究者を育成しています。修了生の多くは大学教員として活躍し、将来を嘱望されています。
本学大学院保健看護学研究科は昼夜開講であり、長期履修制度があります。これらの制度を活用し、休職することなく就学している大学院生が多くいます。目の前にある健康に関する諸問題から研究疑問を抱き、研究を進めていく中で、広い視野と高邁な倫理観を育み、人間の尊厳を重視し、保健?医療?福祉に対するニーズに先駆的に対応できる保健看護職者を育てていきたいと思います。
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和歌山県立医科大学大学院
保健看護学研究科長
水田 真由美